2022年03月01日
KmewのSOLIDOを用いるメリット・デメリットについて
壁材や屋根材をいくつも開発しているKmew。
数ある壁材のひとつにSOLIDOが挙げられます。
新築施工やリフォームを進めていく中で壁材のメリット・デメリットを押さえることが大切です。
今回は、KmewのSOLIDOを用いるメリット・デメリットについて解説させて頂きます。
新築施工やリフォームを予定している方は一度参考にしてください。
SOLIDOってなに
簡単に言うと 厚さ六ミリの セメント板です。
写真はtypeM_FLAT 鉄黒色
特徴としては セメントの素地の色 そのものが仕上げの色となってます
セメント素地色なので 焼き具合により まだな部分があり それが いい雰囲気となっています。
値段は安いんですか
一般的なタイルよりも 安価で工事ができます
特に LAPタイプは 釘で 止めつけるので 施工も簡単です
typeM_LAP 仕上がりイメージ
FLATタイプは ボンド付けなので 施工方法がタイルほとんど一緒で少し割高です
typeM_FLAT施工中
仕上がりました
外壁に貼った場合水は染み込まないのですか
そもそも ソリドは 屋根材です
同じ素材です。
左がKmew SOLIDO typeM_FLAT 右がコロニアルグラッサ
屋根材ですので 水が染み込んだり することはありません
SOLIDO自体は屋根には使えませんが 外壁には使用可能です
どんな色があるのですか
現在は 四色です 表面を 研磨した フラット研磨 という ものもあります
セメント色
研磨
研磨は通常のSOLIDOよりもつるっとした感じです。
KmewのSOLIDOを用いるメリット
SOLIDOの主なメリットとして、以下のものが挙げられます。
・見た目の良さ
・自分好みのデザインに合わせやすい
・美しい状態を保ちやすい
・間接照明と相性が良い
まずは、各メリットについて解説させて頂きます。
見た目の良さ
まずは見た目の良さが挙げられます。
セメントの質感を活かしたデザインがポイントです。
SOLIDO typeM_FLAT 606×303 セメント色
新築施工やリフォームを行う上で建物の見栄えを意識したいところ。
見栄えによって、愛着だけでなく、他人からの印象も大きく変わってきます。
長期にわたって住み続けるなら、壁材にこだわることが大切です。
自分好みのデザインに合わせやすい
種類が豊富なのもSOLIDOのメリット。
さまざまなデザインに合わせやすいです。
新築施工やリフォームを進めていく中で壁材の色や柄選びも重要になってきます。
気になる方は、実物を一度チェックすることをおすすめします。
美しい状態を保ちやすい
SOLIDOはコーキングレスのため、コーキングの劣化を心配する必要がありません。それにより、美しい状態を保ちやすいです。
また、時間の経過と共に変化していく様子が楽しめるのもメリットに挙げられます。
間接照明と相性が良い
SOLIDOは色むらがあるため、間接照明と合わせやすいのもメリット。
光により、セメントの質感が引き立ちます。
間接照明により、見え方が変わるため、演出にこだわっている方はSOLIDOを用いるかどうか検討しましょう。
KmewのSOLIDOを用いるデメリット
KmewのSOLIDOを用いる上で一体何注意すれば良いか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?
デメリットとして、以下のものが挙げられます。
・コストがかかる
・耐久性に優れた塗装を行っていない
ここでは、各デメリットについて紹介するので、Kmewの壁材に興味のある方は一度参考にしてください。
クロスに比べてコストがかかる
KmewのSOLIDOを用いると、どうしてもクロスよりも費用がかかってしまいます。
新築施工やリフォームの予算が一体どのくらいあるか一度チェックしましょう。
また、工数が多い関係上、手間がかかるのもデメリット。
場合によっては、想像以上に時間がかかってしまうかもしれません。
費用と手間は、業者によって変わってきます。
気になる業者を見つけた際は、施工経験があるかどうか把握したいところ。
耐久性に優れた塗装を行っていない
セメントの質感を活かした見た目が楽しめる反面、耐久性に優れた塗装が施されていない点に注意しましょう。
反りや膨張などが起きる可能性もゼロではありません。
壁材を選ぶ際、耐久性に優れているかどうかも基準になってきます。
KmewのSOLIDO が適している方
メリット・デメリットを踏まえ、KmewのSOLIDOは一体どのような方がおすすめなのか疑問に感じている方もいるのではないでしょうか?
ここでは、SOLIDOが適している方について触れていきます。
自分だけの住まいが欲しい方
セメントの質感を活かした壁材なので、自分だけの住まいが欲しいと感じている方に適しています。
他の方と同じ物が嫌と感じている方は一度検討してはいかがでしょうか?
経年劣化に伴う変化を楽しみたい方
経年劣化と共に見た目が変化していく様子を追っていきたい方にもおすすめ。
場所によって、状態の変化が異なります。
素地が見えるのが気にならない方
壁材のコンセプトに共感できるかどうかもポイント。
SOLIDOの場合、セメントらしさを感じることです。
そのため、素地がそのまま見えます。
素地が見えても大丈夫な方は、SOLIDOを用いるかどうか一度検討してはいかがでしょうか?
十分なコストをかけられる方
費用と時間をかけられる方にもおすすめです。
予算が心配な方は減税・補助金制度を利用できるかどうか一度調べておきたいところ。
新築施工やリフォームにかかる時間は規模によって変わってきます。
納得のいく施工を行うためにも、スケジュール管理を行いましょう。
SOLIDOに関する疑問は業者に相談するのが大事
SOLIDOをどのように用いるかで仕上がりが変わってきます。
おしゃれな雰囲気を演出するには一体どうすれば良いかなどの疑問を感じている場合、業者に一度相談することをおすすめします。
デザインだけでなく、間取りや予算に関するアドバイスも頂けるかもしれません。
まとめ
SOLIDOの主なメリットは、セメントの質感を活かしたおしゃれな見た目が楽しめること。
素地がそのまま見えるのが気になるかどうかが選ぶ決め手になります。
種類も多く、自分好みの壁材が見つけやすいのもポイントです。
また、経年劣化による変化を楽しむことができます。
その反面、費用と時間がかかるため、新築施工やリフォームを予定している方は注意しましょう。
壁材によって、メリット・デメリットが異なります。
KmewはSOLIDO以外にもさまざまな壁材や屋根材を開発しているので、気になる方は一度チェックしてください。
こちらも併せてごらんください
Kmew SOLIDOのご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
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