2022年01月31日
最も 雨漏りのリスクの高い 片流れ屋根について解説したいと思います
ここ最近 とても人気のある片流れ屋根
理由は シンプルで シャープな建物の印象になるからでしょう
でも 気をつけなければいけない点があります
片流れ屋根は きちんと施工していないと 雨漏りするリスクが最も高く
実際に そのまま発生件数は年々増えています
ではなぜ雨漏れしやすいのかということを解説します
屋根も外壁も 仕上げ材の下に 防水シートが貼ってあります
そして この防水シートの 裏側に 水が回ってしまうと雨漏りに直結します
写真のように 通常の雨だと 片流れ屋根 でも雨漏りするようなことはありませんが
例えば台風などの強風時
横殴りの 雨が降り注ぐ際は このように隙間から入ってしまうケースがあります
これは ハウスメーカーなどでは 防水シートの張り方などの明確なルールが示されているものの 明確なルールが無い 住宅メーカーや工務店は まだまだ多い印象です
これが片棟部分
ですので この隙間から 水がもし入った場合は そのまま雨漏れということになりなります
もし自宅を 片流れ屋根 で検討しているのであれば
その部分をきちんと確認した方が良いでしょう
雨漏り のご相談はこちらまで
電話の方は 0463-34-3501 まで
成田 崇
・かわらぶき2級技能士
・瓦屋根工事技師
・瓦屋根診断技師
趣味
サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの外壁塗装工事、施工得意エリア
平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町
2022年01月20日
屋根のルーフィングの重要度について ルーフィングとは 屋根の防水シートのことです
屋根というのは 表面に見えている仕上げ材(瓦やスレートなど)と
みえていないルーフィング(防水シート)の二層構造で屋根を防水をしています
皆さん 見えないのであまり意識していませんが このルーフィング(防水シート)が傷んでくると雨漏りします
破れてしまった防水シート 瓦だからまだ全然大丈夫 だとかもう塗装もしたし しばらくは大丈夫 と思ったら大間違いです
なぜならこのルーフィング(防水シート)は30年前後で寿命がきてしまうからです
ですので このルーフィング(防水シート)を交換しない限り 瓦だから一生大丈夫だとか何度塗装していても 関係ありません
これがハイトントン 30年以上前の屋根に多く使用されてきた「ハイトントン」
塩化ビニル製のため、熱収縮が大きくルーフィングに亀裂や孔開きが発生してしまいます
瓦屋根の雨漏りが発生した場合、「ハイトントン」が原因の場合が多いと言われています。
もちろん、かなり前に塩化ビニル製のルーフィングは廃版となっています。
防水シートがハイトントンの場合は瓦を一度おろして葺き替えるしか 修理する方法はありません
ですので 30年に一度必ず屋根の リフォーム工事を行うようにしてください
雨漏りしてからだと 柱がいたんでしまったりさらに費用がかかってしまうことが多いです
何事も事前対応で対応して行きたいものです
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瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
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2022年01月15日
スレート屋根(コロニアル)の縁切りは 屋根塗装と セットで行うべきもので 必要不可欠な工事です
ただ 塗装屋さんの中には屋根に詳しくない人もいるようで
屋根が とそうしてあり、綺麗になっていれば 大丈夫 と思っている人も多いと思います
ただここには大きな落とし穴があり スレート屋根(コロニアル)の縁切り行わないと
雨漏りに発展する恐れがあります
屋根業者向けのスレート(コロニアル)メンテナンスマニュアルです。
今回は 4,5年前に屋根塗装をしたのですがスレート屋根(コロニアル)の縁切りをしていなかったようで 天窓の周囲から雨漏りが発生しました
雨水の侵入により釘がサビている
天窓の周囲などは 屋根面で雨漏りが発生していると 真っ先に雨が入りやすい場所です
なぜならば 屋根に開口部分が存在するからです
きちんとスレート屋根(コロニアル)の縁切りをし、 塗装を行っていれば問題ないのですが
赤線が雨水の侵入した形跡 黄色い丸が釘穴
縁切りをしていないと排水出来ないため釘穴から雨水が侵入する
今回のような ことがあると雨漏りに発展しますので注意してください。
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成田 崇
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瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
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2022年01月11日
瓦の屋根は一生モノだと 思っている方は多いと思います
それは あくまでも メンテナンスをしていた場合です
一切何もせずに 20年30年と 経過した 瓦屋根は 当然劣化して行きます
ではどこが劣化するのか 見ていただきたいと思います
屋根に 棟と呼ばれている部分があり、その棟が まず最初に劣化します。
(赤丸が棟です)
瓦を外すと写真のようにな状態です
固められていた土がひび割れ
そのうちに われてきます
また土の外側に 漆喰と呼ばれているものがあることにより
(赤丸が漆喰(しっくい)中央が屋根土です)
土が流れないようになっていますが この漆喰も経年劣化により 剥がれてしまいます
ですので 棟のメンテナンスは 30年前後で必須となってきます
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瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
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2022年01月08日
コロニアル(スレート)の 棟板金交換について
コロニアル(スレート)屋根で もっとも最初に劣化するのは
棟板金です。
ほとんどの場合 下地の 木(貫)が 雨水による 収縮で いたんでしまい
釘が効かなくなってしまう
または 棟板金自体が 錆びてしまい 交換せざるを得なくなってしまう
などなどの事例があります
棟板金の交換も 足場がなければできない工事ですので
お勧めは 塗装などで足場がかかったタイミングで行うのがもっとも理想的です
今回も 外壁塗装を 一緒に棟板金も交換しました
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瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
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