2021年08月10日
今日は 天窓(トップライト)塞ぎ工事の 写真をご覧いただこうと思います。
生活スタイルの変化により 天窓(トップライト)が不要になったというお宅も多いと思います。
また、サッシからの光で充分 などの理由もあります。
確かに天窓(トップライト)は とても明るく 生活に潤いを与えてくれますが、
定期的なメンテナンスも必要になってきます。
不要であれば 天窓(トップライト)を外してしまうというのも1つの選択肢ではないかと思います。
それでは 天窓(トップライト)を外してみましょう。
まず天窓(トップライト)周りの 屋根材を外します。
なぜならば 天窓(トップライト)の 枠が 屋根材の方まで入っているためです。
天窓(トップライト)を外すと 今まで室内に光を取り込んでいた 筒が見えてきます。
中に ほこりやごみが入らないように ビニールで養生します。
その後は その開口に合わせた ベニヤ板を上に乗せます。
そして天窓(トップライト)端部を防水処理し ルーフィングを貼ります。
ここで気をつけて欲しいのが、屋根専門業者でない場合、
雨仕舞が分からないので 防水処理に不安が残ってしまうという点です。
(雨仕舞とは屋根の防水に関する特殊技能です)
ですので、天窓(トップライト)撤去にしても天窓(トップライト)交換にしても、
屋根専門業者に お願いするのがベストということになります。
なぜならば、防水処理の不備が 雨漏れに直結するためです。
天窓(トップライト)周りの防水処理が終わったら、
今回は屋根カバー工法なので、理念粘着ルーフィング(タディスセルフカバー)を全面に貼り込みました。
これで下地の準備が完了です。
こちらも併せてごらんください。
成田
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成田 崇
・かわらぶき2級技能士
・瓦屋根工事技師
・瓦屋根診断技師
趣味
サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
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