2018年09月23日
いつだったか?
草屋根を色々検索していたら見つけた写真があった。
それがこれ、
ポートランドの日本庭園内に建てられた建物。
これを設計したのはなんと日本人で「隈研吾」という建築家だった。
なんとなく気になって調べると地元神奈川でもいくつかあるらしいことが発覚。
ちょうど日曜日に湯河原のお客さんのところへ行く予定があったので
ついでに見てきた。
一つ目は熱海にある
「COEDA HOUSE」
屋根が浮いているかのような外観
屋根材は板金屋根です。
中央部分の木組みで屋根の大部分を支えています。
ガラス部分に多少柱はありますがほぼガラスです。
雨樋は付いていないので雨水が落ちる箇所に砂利が敷いてあります。
土だと泥はねしますからね
デザインなのか? 構造的な問題なのか?
まあたぶんデザインでしょうね。
屋根が切れています。
お次はJR湯河原駅
こちらはデザインもそうですが
とても合理的。
工場などで使われるような骨組みにポリカ屋根ですが
ベニヤを部分的に使うことで木の柔らかい印象です。
こんな感じでラーチベニヤを縦にぶら下げています。
うん、かっこいい!
ちなみに奥の湯河原駅と書いてある壁もベニヤでした。
通常は下地材として使われる建材を使うことで
かなりコストを抑えているはず。
いやー かなり勉強になります!
成田
カテゴリ:ブログ