2017年08月18日
丸栄陶業さんの作品が展示されているので見学してきました。
雅叙園へは住友林業さんのイベントで何度か行っていましたが
この3号館(通称100段階段)へ行ったのは初めてでした。
「百段階段」とは通称で、ホテル雅叙園東京の前身である目黒雅叙園3号館にあたり、1935(昭和10)年に建てられた当館で現存する唯一の木造建築です。 食事を楽しみ、晴れやかな宴が行われた7部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいます。 階段は厚さ約5cmのケヤキ板を使用。 階段で結ばれた各部屋はそれぞれ趣向が異なり、各部屋の天井や欄間には、当時屈指の著名な画家達が創り上げた美の世界が描かれています。
“昭和の竜宮城”と呼ばれた当時の目黒雅叙園の建物の特徴は、装飾の破格な豪華さにあります。 最近の研究によると、その豪華な装飾は桃山風、更には日光東照宮の系列、あるいは歌舞伎などに見られる江戸文化に属するものとも言え、なかでも「百段階段」はその装飾の美しさから見ても、伝統的な美意識の最高到達点を示すものとされています。 2009(平成21)年3月、東京都の有形文化財に指定されました。
そんな中で丸栄さんの瓦も展示されていました
光との関連性はあるのかな?とは思いましたが
こんな場所で瓦が見れ新鮮でした
中々間近で鬼瓦を見る機会もないですもんね。
その後雅叙園内を散策、ちょっと面白いものを見つけました。
この瓦屋根の真正面に滝があるのですが
瓦にコケ生えている箇所(左側)とそうでない箇所(右側)があります。
お客様から
「コケの生えない、生えづらい瓦はありますか?」
と聞かれることがあります。
自分からは
「生えるか生えないかは環境の問題なんですよ」
そう。まさにこの写真がそれを証明しています。
滝からの湿気のたまりやすい箇所はコケが生えています。
そうでない箇所は生えないのです。
その後上野の東京美術館へ寄り大好きなゴッホの絵画を観てきました。
東京で過ごす日曜日も中々良いもんですね。
カテゴリ:ブログ