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RWTA 勉強会

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RWTA(屋根外装工事協会)って?

全国の瓦屋さんが集まり屋根のこと・業界のことを真剣に話し合う

すごく簡単に言うとそんな感じです。

この業界って特に悪徳なお店もたくさんあります。

「エンドユーザーさん(お施主さん)の知識が無いことがわかると不安をあおり勢いで契約する」

「悪評が広がるとどこか別の場所へ店舗を移す」

だいたいそんな感じです。

でも長く地元で商売をしているこっちはたまったもんじゃない。

業界的にも悪いイメージが付いちゃいますからね。

今回も内容が濃く全国で頑張っている屋根屋さんの意見が聞けました。

これを自社工事にもフィードバックせねば!

 

 

外装フルリフォーム工事|平塚・株式会社いらか|屋根専門

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築50年以上のM様邸

 

今回は弊社で屋根・外壁・雨樋の外装フルリフォームを担当させていただきました。

 

 

 

 

 

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屋根材 Kmew ROOGA雅

外壁材 Kmew  親水セラ16mm

雨樋 セキスイΣ90

リフォーム前の和風な外観を保ちつつ最新素材で仕上げました。

屋根は仕上がるとそれほど見える部分ではありませんが

外壁を張り替えることで断熱性能や遮音性

そしてかなり印象が変わると思います。

 

屋根・外壁・雨樋工事のご相談はこちらまで

 

成田 崇

・かわらぶき2級技能士

・瓦屋根工事技師

・瓦屋根診断技師

 

趣味

サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

 

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの外壁塗装工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

 

 

建築家 竹原 義二

屋根外装工事協会の定例会で建築家竹原義二さんの講演を聴いてきた

 

 

 

 

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とにかくインパクトのある講演内容で衝撃的でした。

内容は「建築素材について」

簡単に言うと

「現在の建築の多くは本物の素材使っていない」

「現在の建築は手間をかけずお金を儲けることしか考えていない」

などなど我々にとって頭の痛い話でした。

ただ現在の住宅建築の中で数少ない

本物の素材を使った工事をしている工事屋の一つが屋根屋だとも。

レンガや瓦というのは本物の素材。

 

 

 

 

 

 

 

 

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そう、本物の素材は時を重ね成熟した美しさがあります。

確かに石油製品の汚れって気になるけど

本物の素材「石・木・土・紙」は経年変化を楽しめるものですよね。

 

 

 

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これらが先生の作品

方位によって外壁材の木の種類を変えているそうです。

日当たりの良い場所はなるべく反りの出にくい素材だったり縦桟を多く打ったりと工夫を凝らしています。

また中国製品は使わない、その土地のものをなるべく使うようです。

 

 

 

 

 

 

 

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石の壁が美しい。

天然素材は手間がかかるけど一生付き合っていけるものですね。

住環境がもし欧米の影響を受けていくのであれば

スクラップビルドをやめ本物を求めていくのでしょう。

というかもともと日本の住宅はそうだった、戦前までは。

それが戦後大きく変わってしまった。簡単に言うと劣化していったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

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もともと日本人は美意識の高い文化を持った民族

江戸時代にゴッホやゴーギャンが浮世絵に夢中になったということが証明しています。

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[カップマルタンの休暇小屋]

巨大なプロジェクトを数多く手がけた近代建築の三大巨匠でもあるル・コルビュジエが

3.66m×3.66mの8畳に人が豊かに暮らせる最小寸法を計画している

このカップマルタン小屋は茶室の影響を受けているといわれてます。

Less Is More

「 物が少ないほうが豊かだ」

この考え方ももともと日本人に備わっていた感覚。

素材を通していろいろ考えさせられた

そんな建築家竹原義二さんの講演でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梅雨明け

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ついに関東地方も梅雨明けしましたね。

屋根屋でもここ最近の夏の暑さはかなりこたえます。

新人が最初に越えなくてはならない大きな壁が「夏の暑さ」でもあります。

 

 

 

 

 

ただ屋根職人は暑さへの備えがあるというか慣れているというか

熱中症になる職人はほかの職種に比べてかなり少ないのです。

 

 

 

 

 

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屋根上は遮るものも少ないので風通しが良いというもの理由かもしれません。

よく職人から「午前中は風が無く暑くて参った」というようことを聞くので

気温的には午後のほうが高いはずなのに

体感的には風のない午前のほうが暑いと感じるようです。

 

 

 

 

 

この日は茅ヶ崎市の現場で和瓦の施工中

 

 

 

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最近1級技能士の試験に合格した瀬戸くんが施工しています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ここはリフォーム物件だったので高度な技術を要します。

でもさすが1級技能士

きっちりおさめてくれてました。